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晩秋におもう。
更新日:2019/11/29
今週で11月も終わりです。
5月末決算の当社にとっては期首からちょうど半年となります。
一部では忘年会も始まってますが、それでもまだ年末年始の
慌ただしさよりは比較的ゆっくりしてるこの時期。
今年も台風が多かったからでしょうか。秋の夜長を愉しむほどの
余裕はなくとも、暑いか寒いか両極端で中間がなくなったと言われる中、
今年はまだ秋を意識する期間が長かったようにも感じます。
5月に元号が改まり、即位礼正殿の儀、祝賀御列の儀、
そして大嘗祭とこの秋は皇室行事が目白押しでした。
今も天皇皇后両陛下が各地の陵墓をお訪ねになり、
御即位にともなう重要祭祀終了のご報告に参拝をされています。
移動距離と拘束時間、そして特別な装束に、変化する気温への対応など
様々なご不便を乗り越えたうえで国と国民のために祈りを捧げる。
本当に頭が下がります。
巷では消費増税から2ヶ月が経過しました。
消費税が10%になったせいかパーキング料金の不思議な設定変更を目にします。
誰も気に留めないことから、便乗値上げも「市民権」を得たかのような印象。
思ったほどの反動減はないというのが一般的な評価ですが、
一時しのぎのポイント還元を講じたり、これまでのような駆け込み需要が
なかったからそうみえるのであって、景気が落ちていくのはむしろこれから。
来年は2020東京大会も控えてますし、特別な祭典にお金を使える人は消費します。
問題が本格化するのはむしろその後と考える方が自然でしょう。
香港では民主化を求める勢力が区議会選挙で議席を大きく伸ばしました。
一国二制度という難しい舵取りをどのように実現するのか、世界の注目を
集める中国ですが、このまま民主化へ突き進むとはとても思えません。
きっと封じ込めに動き出すはずです。アメリカでは香港人権法が成立しましたが、
日本ではいまだに「桜を見る会」の話。
国会議員が歳費を受け取りながら国会審議には応じず、役人の時間を奪って、
シュレッダーでまっさらな大量の紙をパーにする。
そして新聞もテレビもそれを嬉々として報じる。
香港の次は台湾、その次は沖縄と北海道。
それほど中国は領土的野心を抱いているのに、恐ろしい現実に
気づかない野党議員の無能さには辟易します。
それでも我々の日本は良い国です。反日勢力が跋扈して足を引っ張る工作を
日常的に仕掛けられていますけど、ネットの普及で真実に気づく人もかなり
増えてきました。
地震と台風の銀座みたいな場所にあり、災害で大きくダメージを受けることも
しばしばですが、今なお日本は前進し続けています。
それゆえ、防災に通じる国土強靭化は確実に進めていかなければいけません。
我々のものづくりが僅かでもその一助となれるよう、
任された務めを果たしたいとの思いを新たにする晩秋です。