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桜の花に思う、労働問題。

更新日:2024/04/01

今日から4月。俗にいう新年度の始まりです。
また、一昨日は大阪の桜が開花しました。
 
新しい環境で装いも新たに、新スタートを
切った人も多いことでしょう。今月より
いわゆる働き方改革の一環で、物流業や
建設業、そして医師の時間外労働の上限が
変更され、我々の生活にも大きな変化を
もたらす「2024年問題」が懸念されてます。
 
   
 
とはいえ、桜の花を見てたら多少のことは
「まぁ、何とかなるんじゃないの?」と
思ってしまうぐらい、心が安らぐ不思議。
 
3月下旬がことのほか冷え込んだこともあり、
例年に比べると開花日が後ずれしています。
 
 
 
中には気の早い個体もあり、一足早く花を
咲かせていたりもしますが、その大半は
ほぼ同じ頃に開花。そして散っていきます。
 
人造桜ソメイヨシノの特徴とも言えますね。
本日、4月1日はエイプリルフールですけど、
その点についてだけは間違いなさそうです。
 
ちなみにソメイヨシノは染井吉野とも書き、
オオシマザクラとエドヒガンの交雑種です。
江戸時代末期から明治時代初期にかけて
東京染井村(豊島区あたり)の植木職人が
桜の名所として名高い吉野山にちなんで
 
 
 
名付けたとされています。葉が出る前に
花がこぼれるように咲き誇る華やかさと
美しさ、散り際の潔さ、そして接ぎ木で
簡単に増やせることが受けて全国に拡大。
基本的にクローンなので一斉に花開き、
今や春の花の代名詞とまでになりました。
今年は入学シーズンにもビンゴ!ですね。
 
早咲きで知られる河津桜や寒緋桜、寒桜、
遅咲きの八重桜、主に山地帯に自生する
山桜などとても多種多様で、それこそ
園芸品種までを含めたら数え切れません。
 
日本全国に桜の名所はさまざまありますが、
園芸品種を一気見できる場所は意外とレア。
「多様性」にうるさい昨今なので、今後は
増えていくのかも知れませんね。ちなみに
大阪造幣局の通り抜けは4/5(金)~/11(木)。
 
 
 
「今年の花」には大手毬(おおてまり)が
選ばれているらしく、花弁数が20枚ほども
あるゴージャスさは独特のものがあります。
 
桜の下でのお花見も楽しいですが、宴会は
お店の方がずっとお手軽。「ワタミ」の
創業者、渡邉美樹氏は若い頃に佐〇急便で
モーレツに働いて〇千万円貯めたことでも
知られています。♪24時間戦えますか~?と
健康ドリンクのCMソングが流れた昭和から
平成にまたがる時代。令和の今とは就労に
関する考え方が大きく違ってたのですが、
 
 
 
人にはモーレツに稼ぎたい、そして働ける
時期があるのだろうと現在でも思うのです。
でないと、資産のない人には創業資金など
とてもとても…手にすることは出来ません。
 
今月より始まる様々な規制による弊害で
頭の痛いところですが、桜を愛でてたら
労働条件も桜と同じく多様でいいのにな…
とエイプリルフールのたわ言であるよう
願ってしまった新しい年度の幕開けです。

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