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世界一?
更新日:2017/12/16
先日、イルミネーションで賑わいを見せている神戸へ、子どもらを連れて行ってきました。
しかも今年は、「世界一のクリスマスツリーPROJECT」なるものが行われており、
メリケンパークには遠くからでもそれと分かる大きな アスナロの木 がありました。
近くで見ると、植木鉢を模した台座部分が異様にデカイ!
木のバランスとクリスマスツリーとしての見た目を考えたらこうなるのかな?
上にも上がれるらしいけど、たかだか2階ほどの見晴らし…寒い中よう並びませんデス。
時間の制限もあるし、しかも有料となると…やっぱりネ。
ツリーの高さはアメリカのロックフェラーセンターにあるものよりも上ということですが、
ホンマやろか?
失礼ながら、あっちの方が派手で大きいように思います。行ったことないので知らんけど。。。
樹齢約150年、高さ30メートル超、重さ約24トン!って、
近くに比較出来るものでもあれば、そのサイズ感も分かるのでしょうが、
メリケンパークの角っちょに手頃な対象物はありません。
見えるのは、沖合を行き交う船舶ぐらいのもんです。
大きいのは大きいけど、イマイチ実感がない。そういう印象でした。
ちなみに、中東・ドバイに建つ超高層のブルジュ・ハリファ。
写真ではあまりの高さにまわりの高層ビル(おそらくはかなりの超高層)が認識されず、
廃墟の中に単独で存在しているかのよう。けれど…
夜のライトアップされた写真では、まったく異なる印象になるから不思議です。
似たようなことは、我々の日常業務においてもきっと言えるはず。
意図は漠然と伝わっているけれど、比較対象がない場合はイメージされにくい。
具体性を持った何かと比べて、相対的に判断するのが我々の習性(さが?)なのかも?
仕事を頼むときは、「伝え方を上手く工夫する必要がある」と言われるのは、
そういう理由からなんやろなーと 妙に納得しました。
いずれにしても、非常に大きなツリーが今年の関西にあるのは紛れもない事実。
ネット上では賛否両論の評価もありますが、電飾ギラギラのツリーにはない
控えめな光の演出もそれはそれで美しい。大きさや高さを競うだけでなく、
「見る人を幸せにするクリスマスツリーで世界一!」と言われることを願っています。
世界中の人々のもとへ、今年も素敵なクリスマスが訪れますように。。。