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仮想通貨。
更新日:2018/02/25
興味がない。。。
そんなことを言いつつ何故か気になっているのが仮想通貨。
もう少し正確に表現すれば、財布を開くほどの興味はないけど
少しばかりの関心はある…ということなのかも知れません。
いわゆる、自国通貨への信認が不確実なものだと
外貨を保有することで安心感を得ようとする。
また、紙幣の偽造に代表されるような不正によって
貨幣自体の信頼性が揺らいでしまう。
残念ながらそのような国は存在しますし、結果的に
仮想通貨に舵を切るのは分からないでもありません。
けれど、日本はどうでしょう?
円への信頼は揺るぎないものですし、大きな街の
目抜き通りには必ずといっていいくらい、
銀行が店舗を構えています。地方においても、
かなりコンビニは普及したといっていいでしょう。
つまり、利便性では日本人は困らないということ。
日常的に海外への送金をしている人以外、
仮想通貨を使用する理由はないと私は思います。
今さら言うまでもない一般論なのですが、
欲しいと考える人が多ければ価格は上昇し、
手放したいと皆が思えば価格は下がります。
近い将来に値上がりすることを期待して、
使うつもりのない商品を購入する。
通貨は決済に使用されてナンボなのに
流「通」しない「貨」幣になっていると感じます。
だから、仮想○○なのかな…或いは、仮装か?
商品やサービスを提供する業種においては、
「付加価値」を生み出すことが出来ますし、
結果として価格に転嫁することも可能です。
けれど、金融は少々事情が違います。。。
誰かが儲かると必ず誰かが損をする。
投機を目的とした、使うつもりのない買い物。
元々からして、価値を付与していないのだから
本来は安くて当たり前。使う人がいないので
たまたま高い価格が維持出来てしまっている。
いつかエラいことになってしまうのでは?
そう思うからか、財布の紐はなかなかゆるみません。
実はねじ屋にとって、ゆるまないのはいいことなのですがね。
なにぶん実体がないので、頭の中はモヤモヤだらけ。
おそらくですが、その点だけは仮想ではない気がします。