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汗活。
更新日:2018/06/15
有難いことに、私の暮らす大阪の田舎では
比較的地域の交流が盛んです。先週末も
町内会のご近所さんたちと、日帰りながら
親睦を兼ねて、和歌山の温泉へ行ってきました。
今回お邪魔したのは〇つらぎ温泉〇風の湯。
百年ほど前の造り酒屋を改装した施設ですが
平屋建てなのに、館内は迷いそうなほど広い。
お風呂も沢山あって、有〇温泉でみかける
金の湯のごとき含鉄泉まである本格ぶりでした。
モンゴル式サウナという岩盤浴で寛いだり、
屋外では庭を散策しつつ足湯を楽しんだりと、
本当に1日中過ごせるような設えになってます。
なるほど。。。このサービスなら、土日祝で
千円超という強気の価格設定も頷けるかな。
けど、ここに書いてある「ロウリュ」って何だ?
案内ポスターの記述によれば、1日に2回
高温サウナ内で実施される催し物のことらしい。
そのとき、ちょうど館内アナウンスが。。。
私がそのサウナに到着したとき、既にそれは
始まっていました。威勢のいいお兄さんが
嬉しそうにジョウロを持って焼け石に注水。
室内の温度はあっという間に上昇します。
もちろん、視界はもう一面真っ白!
お兄さんは大きなうちわを取り出し、嬉々として
扇ぎ始めます。それもご丁寧に1人ずつ順番に。
一、二、三、四、五、六、七、八、九、十。
大きな文字で「熱風」と書かれたうちわからは、
文字通り猛烈な熱風が放たれます。マジ暑い…
いや、熱い!か? 多分、正解はコッチやろな。
各人十風の儀式が一通り終わると、焼け石へ
さらにジョウロで注水。室内の暑さはもう一段
上がります。そしてうちわでもう一周。マジかっ!?
全身から汗が吹き出し、呼吸すら重苦しい…。
三周目を待たずして、あえなく退散致しました。
これがロウリュというものらしい。聞けば、
フィンランドの言葉だそうで、現地では白樺の
枝葉で静かに叩く程度のものらしいけれど、
スタッフがタオルで扇ぎまくるドイツ式が
日本ではうちわを用いた形になったのだとか。
なんでも、最初に取り入れたのは大阪にある
商業サウナだそうで、言われてみれば、昔見た
探〇!〇イ○ス○ー〇に、熱波隊って出てたなー。
夏至を間近に控え、梅雨時とは言いながらも
晴れれば結構気温も上がる6月の後半戦。
身体が暑さに慣れていないと、汗もかけずに
へばってしまいそうですが、今年はロウリュの
お陰で汗腺がめでたく開通。パチパチパチ!
スポーツ選手の高地トレーニングみたいなもので、
強めの負荷をかければ多少のムリにも耐えられる?
本格的な暑さはまだもう少し先になるでしょうが、
アセカツで一足早く気持ちのよい汗をかけたので、
今年の夏も、元気に過ごせそう!…な気がします。