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冨士。
更新日:2018/07/01
日頃は意識することなど全くないのですが、
当社の応接室に飾ってある富士山の絵画。
それを見た取引先のある方から、こう言われました。
「富士山がお好きでしたら、いい写真があるんです!」
で、頂いたのがコレ。額に入った、とても立派なものです。
聞けば、創業オーナーが飛行機から撮影したものだそうで
20年以上も前に撮った、フィルム時代の貴重な1枚です。
大伸ばしにも耐えるその腕前は、まさにホンモノ。
ヘナチョコ撮影家の私など、到底足元にもおよびません。
(言い訳ですが、実は写真を写真にするのって結構大変…)
“ふじさん”の記述には、富と冨のいずれもが用いられます。
一般的には富士山ですが、冨士山も間違いではないのだとか。
富が蓄えられるのは嬉しいことですが、ウ冠だと
掴むところがあるので、フタが開いちゃう?
でもって、中にある大切な蓄えが外に出ちゃう?
そう言われると、ワ冠にも一理あるような気がします。
(ただし 上記は個人の感想です)
起源は諸説あるものですから、決め打ちはいけませんね。
先日、九州の潜伏キリシタン関連施設が世界文化遺産に
決まりました。これはこれで誠に結構なことなのですが、
実は、富士山も世界文化遺産。──自然遺産ではないのです。
『信仰の対象であり、芸術創作の源泉である』というのが
表の理由。でもって『汚すぎる』というのが裏の理由です。
登山愛好家の間でも、こんな言われ方をされるのだそう。
「富士山は、登る山ではなく遠くから見る山」
今日からいよいよ7月。そして富士山の山開きです。
登山客の増加で活気づくシーズンも、心配なのはゴミ問題。
富が貯まるのは喜ばしいことですが、ゴミが溜まるのは
考えもの。ひどい場合は世界遺産も剥奪されるという話。
やっぱり、点のない「冨」士山の方がいいのかも知れません。
でもって、自分自身が山頂に立って「点」を添える。クゥ~!
いずれにしても、富士山は日本一の山に違いありません。
皆から愛され、訪れたい!と思われる山であって欲しいです。
そして、我が家でもいつか家族全員で御来光を拝みたい!
子どもらがまだ生駒山レベルにある私の、ひそかな野望です。