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記念日。
更新日:2019/02/26
私ごとですが、一昨日両親の金婚式を祝う食事会を催しました。3家族で総勢11名。
ちなみに、私どもの身内では弟と交代で祝いごとの幹事役をまわしています。
今回は私の当番。季節の変わり目でもあり、例年この時季に流行るB型インフルエンザなど、
不測の事態も懸念しましたが、おかげ様で無事に終えることが出来ました。
同じ日に行われたのが、天皇陛下御在位三十年記念式典。
後になって知ったぐらい、全くの偶然です。中継を見られなかった分、
ネット動画を視聴しましたが、非常に荘厳でありながら温かくもあり、且つ微笑ましく、
とても良いものでした。司会の草野も上手かった。こういう場に招かれる機会があれば、
何があっても出席したいと思うのが日本国民の普通の感覚ではないかと思います。
けれど、最初からそういう場に身を置くことを喜ばない連中もいるらしい。
しかも、国会議員のバッジを付けていながら。本当に信じ難く、残念でなりません。
彼らの興味は、同日行われたもう一つの重大イベントにこそあるのでしょう。
沖縄で実施された県民投票。
名護市辺野古の埋め立て賛否を問うた結果、表向きは7割を超える約43万人が
反対の意思を示した…ということになっています。
この投開票日だけは何があっても譲れない。それが当初からの彼らの主張でした。
ひとまず賛否を問う中身はどうでもよい。少しでも、翌日の新聞紙面やテレビニュースで
天皇皇后両陛下の扱いを少なくしたい。記念すべきおめでたい日を台無しにしたい。
そういう邪な意図が見てとれます。
故に、普天間飛行場の移設・返還を一切語ることなく、単に辺野古に新基地は作らせない
という一点突破で、県民投票へと突き進んだのです。反日活動家たちが連日にわたって暗躍し、
基地問題の本質をすり替えてまで。
本当は新基地の建設ではなく、米軍基地の整理縮小という負担軽減につながることなのに。
反対派に有利となるなら何でもアリという工作活動は、新聞やテレビは報じずとも
ネットを介して広まりました。
こんな県民投票に5億円もの費用が使われるのです。玉城デニー知事の責任は本当に大きい。
沖縄は日本から離れて違う国の傘下に入りたいと、自ら白状しているようにも見えます。
記念日というのは、本来祝うためにあるものです。
自分の主義・主張にそぐわないからといって、蔑ろにしたり、貶めようと考えるのは
下衆の極みがやること。「人の不幸は蜜の味」という嫌な言葉もありますけど、
そんなことで本当の幸せは訪れるでしょうか。
家族や友人の関係が、職場や地域の活動が、ひいては国や世界の在りようが、
将来にわたってより良いかたちで受け継がれていくことを願って、
記念日を祝いたいと私は思います。自分自身に直接関係のあることも、
そしてそうでないことも。日本という国に生まれたことを感謝しながら。
天皇皇后両陛下、御在位三十年おめでとうございます。