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見ごろを迎えました!!(月別: 2024年5月)
更新日:2024/05/30
街角でも見かける“カシワバアジサイ”
紫陽花より一足先に見ごろを迎えています。
長年使われていたものを交換しました!(月別: 2024年5月)
更新日:2024/05/28
長期にわたり使用していた2Fホイストクレーンをこの度新しくしました。
クレーンの取り付けなど初めて見たのでとてもいい経験させていただきました!
これから新しいクレーンを使ってどんどん仕事をこなしていこうと思います!
工場見学のお客様。(月別: 2024年5月)
更新日:2024/05/21
4名のお取引様が遠方よりお越しくださいました。
まだ5月ですが25度に迫る気温の中、各工程をご覧頂きました。
どの工程の説明にも熱心に聞いてくださり、うれしい限りです。
今後も東和工業のナットをよろしくお願いいたします。
ISOの定期審査(維持審査)を行いました。(月別: 2024年5月)
更新日:2024/05/13
本日、3部門に対しての審査を受けました。
審査員の先生には雨にもかかわらず現場にも足をお運び頂きました。
ご指摘をいただいた内容を真摯に受け止めより一層良い会社になる様、
一同力を合わせて努力したいと思います。
雨の中審査にお越し下さいました先生、ありがとうございました。
安い国ニッポン。(月別: 2024年5月)
更新日:2024/05/01
もうすでに始まっているGWですが、
今年は三連休+三日出勤+四連休。
それが多数派だろうと思ってました。
けれど、中日に出勤するべく車を
運転しているとやはり道が空いてる。
物流を担うトラックが少ない以上に、
一般の通勤車両の減少を痛感します。
先週末などは国際空港からの出国で
大変混雑していたことを考えると
コロナ禍が落ち着いた最初のGW。
小金があれば海外へも行くでしょう。
とはいえ、円ドル相場は34年ぶり?
とも言われる160円台に乗せました。
その後は一気に円高へ振れたので、
「覆面介入」があったことを推察。
焼け石に水よりは効果あったかな?
先日発表された消費者物価指数は
総合CPIで2.7%、生鮮食料品を除く
コアCPIで2.6%、これからさらに
エネルギーを除くコアコアで2.9%。
いずれも、政府のインフレ目標を
超えてはいますが、想定数値より
低い結果となりました。つまりは、
インフレ基調がさほど強くない。
しかも、予測より弱くなっている。
…ということは、経済成長が鈍化
する傾向にあるということですな。
日銀が先月の金融政策決定会合で
マイナス金利の解除を決めたのは
記憶に新しいところ。けれど実は、
「急ぎ過ぎ、4月にやるべきだ!」
という意見もあって、結果的には
金利を上げたい日銀が事を急いて
日本の経済を失速させた格好です。
例えるなら、補助輪付き自転車に
やっと乗れるようになった子ども。
そのタイミングで「乗れるね」と
補助輪を外してしまう愚行と同じ。
そらコケますよ。案の定、4月の
金融政策決定会合でも政策を維持。
日米の金利差が解消されないため
円売りドル買いを助長して円安が
さらに進んだ上、日経平均株価も
一時は大きく値を下げましたね。
しかも事前に日K新聞へリークし、
多分アドバルーン的な観測気球を
目論んだのでしょうが、あまりに
漏らし方が酷かったため、思惑が
バレバレで経済成長は急ブレーキ。
オムツが必要では?と思ったほど。
自転車の補助輪は介添えなしでも
乗れるほど上達してから外すのが
当たり前の流れ。経済も同じです。
適温とされる経済成長は2~4%。
物価がその理想数値を安定的に
維持できる状態になっていないなら
政策変更は大きな足枷となります。
「豚は太らせて食え」はユダヤの
古い格言らしいですが、折角の
獲物なのに不適切なタイミングで
パーにするなど愚か者の所業です。
結果的に、日銀は打つ手を失い、
政策の維持を表明するしかなく、
益々円高が進む格好となりました。
GWの最中、海外旅行をする人が
大勢いるこのタイミング。眩暈が…。
その反面、外国人は大喜びです。
大都市圏の観光地は当然ながら、
地方都市でもガイジンだらけで、
「インバウンドは有難い!」とか
「観光産業が日本を救う!」とか
本気で言ってる人がいて驚きます。
たしかに、ホテル1泊で4~5万円は
「安い!」という人たちですから、
その半値以下で宿泊先を検索する
我々よりはよっぽど「上客」です。
たまたま観た一昨日のテレビでは
外国人が選ぶ好きな日本の温泉地を
3時間にわたり放送し、その順位に
納得するやら驚愕するやらでした。
https://twitter.com/sousenkyo6
欧州から何度も訪れている家族など
「ここは豆腐が美味しいから」とか、
「家族の誕生日には来てる」などと
日本人でもおいそれとは泊まれない
高級旅館の常連客になっているほど。
我々の金銭感覚とは違うのでしょう。
さすがにコレは…羨ましいかな。
或いは本音では、恨めしい…かも。
観光地の人は大喜びだと思うけど、
事業規模としては約5兆円。日本の
GDPに占める割合は1%ほどなので、
とてもとても主軸にはなり得ません。
マクロ的な視点から円安は日本の
産業にとってはプラスの面が多く、
成長を牽引するものと思われます。
ただし、本当に経済が強くなると
その国の通貨は価値が上がるので、
経済を強くする目的で為替介入に
踏み切ること自体は間違ってます。
金融政策は経済を安定成長させる
目的で行うものゆえ、為替操作を
意図して行ってはいけないのです。
「国際金融のトリレンマ」という
言葉があります。国際金融論上の
一説で、一国が対外的な通貨政策を
取るときには以下の3つのうち、
必ずどれか一つを諦めなければ
ならないというもの(trilemma)です。
① 為替相場の安定性
② 金融政策の独立性
③ 自由な資本移動
ちなみに、①を諦めてるのが殆どの
先進国で、日本もこれに含まれます。
②を諦めたのはユーロ圏国と香港。
③を諦めてるのが中国で、資本の
移動を制限しているのは有名です。
特別な事情がなく、経済や金融が
成熟した国は、①になるのが普通。
日本がインフレを安定的なものと
するまでは金融緩和が必要ですし、
それによる日米金利差が大きくて
円安ドル高がさらに進もうとも、
(1ドル=170円ぐらいは想定内?)
日本がデフレから真に脱却する
必要なプロセスと考えるほかなく、
日本経済が強くなるまでの一時の
通過儀礼だという覚悟が必要です。
日本は変動相場制の国ですから…。
「安ーい!」とガイジンに日本が
買い叩かれる現状は誠に癪ですが、
かつての1ドル=360円よりはマシ。
「今に見とれよ!」とそのトキを
辛抱強く待つ以外になさそうです。
間違っても、GWに海外旅行へ
出かける連中に「ザマーみろ!」
とは思ってませんよ。間違っても(涙)。